『Football Manager 2024』:指揮したいチーム12選
ホリデーから年末年始にかけては、『Football Manager』で新しいセーブデータを始めるのにぴったりのタイミングです。
とはいえ、ぴったりのクラブを見つけるのは難しいでしょう。
そこで今回は、確固とした地盤のある名門チームから、オーナーがセレブのクラブ、そして『Football Manager 2024』で初デビューを果たしたチームまで、12の興味をそそるセーブデータのアイディアをまとめました。
横浜F・マリノス
『FM』ファンは何年も日本で腕前を試してみたいと切望してきましたが、明治安田生命Jリーグのフルライセンスを取得したことにより、ようやくその願いが叶いました。
日本での冒険を始めるクラブをお探しならば、横浜F・マリノスがおすすめです。J1リーグで過去に5回優勝を果たしながらも、2023年に6回目の制覇を逃したこのチームは、再度戦術を検討し、才能あるメンバーの実力を引き出すプラスアルファの1%を見つけるのにぴったりです。
新しい選手の役割「インバーテッドサイドバックを試すのにお誂え向きの場面もあり、ホームで、そしてアジア大陸の大会で成功を収めれば、とあるオーストラリア人監督のように、ファンに敬愛される存在になれるかもしれません。
FCコペンハーゲン
FCコペンハーゲンは、今世紀デンマークで最も成功したクラブで、リーグタイトルを14回獲得しました。ですが今シーズンでの本当の躍進は、UEFAチャンピオンズリーグのノックアウトステージに進出したことです。
欧州キャンペーンを支えたスターの1人は、現時点で『FM24』で2番目に契約数が多いワンダーキッド、スウェーデンのルーニー・バルドグジです。
この18歳の選手はどちらのサイドでもプレイでき、現実世界では多数の巨大クラブが彼を獲得して皆さんの『FM24』での動きを再現しようとしています。これは彼がプロキャリアを始めたクラブを監督する最適なチャンスといえるでしょう。
ホットな有望選手は彼だけではありません。オスカー・ヒュイルントやオーリ・オスカルソンも、大きな可能性を秘めています。この黄金世代を中心にチームを構築して、国内を制覇し、そしてデンマーク初のUEFAチャンピオンズリーグ王者へと導く準備はいいですか?
OGCニース
今シーズン、フランスの強豪リヨンが苦戦を強いられ、他のチームも欧州キャンペーンと国内サッカーの両立を試みる中、PGSの栄冠に最も近いチームとして浮上してきたのが、OGCニースです。
フランス南東部を本拠とするこのクラブは、リーグ・アン・ウーバーイーツでの初戦13戦を負けなしで突き進みました。この間に失点をたったの4点に抑えられたのは、圧倒的な後方ディフェンスのおかげです。
しかし、彼らはあらゆる場所に才能ある選手を抱えていて、そのために『FM24』でも興味を引くチームとなっています。ナイジェリア代表チームのテレム・モフィは論理的なフィニッシャーで、ケフレン・テュラムやソフィアン・ディオプのようなワクワクする才能を持ち、ミッドフィールドで輝きます。
今シーズンのリーグ・アン・ウーバーイーツに出場できるのはたったの18チーム。試合期間は短く、さらに重要なことに、強烈なスタートとなります。勝利を重ね、序盤の素晴らしい成績を1959年以来の国内トップタイトルへとつなげることができるでしょうか?
サウサンプトン
昨シーズンにイングランドの1部リーグから降格した3チームすべてが『FM24』で非常に人気で、そのどれもが素晴らしい才能を備えているのは驚きに値しません。
この3チームの中で最も期待が持てるワンダーキッドを獲得したのが、サウサンプトンです。言わずとも目立つのはカルロス・アルカラスですが、彼が巧みに動けるのは、サミュエル・エドジー、シェイ・チャールズ、フアン・ラリオス、そして期待大の17歳サム・アモ・アメヨーに支えられているからです。
ポゼッションに重きを置く戦術スタイルでも、プレッシング主導のアプローチでも、「セインツ」チームのクオリティは、昇格を目指すうえで『FM24』のポジションプレイの変更を実験するのに十分でしょう。
昇格を達成したあとは、この若き才能たちを、シーズンごとに最高レベルで戦える選手に鍛え上げることが重要となります。
VfBシュトゥットガルト
今年のブンデスリーガの第1週では、VfBシュトゥットガルトとセール・ギラシによるゴールが多くの見出しを飾りました。
ギニア出身のこの選手は今年の実質的な立役者で、素晴らしい選手層を持つチームの中でも、本記事執筆時点で全大会中18回のゴールを決めています。
デニス・セイメンは『FM24』で最も高い潜在能力を持つゴールキーパーで、ディフェンスは印象的な日本代表の伊藤洋輝と弱冠24歳のダン=アクセル・ザガドゥが固めます。MFにいるのはアンジェロ・スティラー、エンツォ・ミロー、クリス・ヒューリッヒ、その先のフォワードにはチョン・ウヨンとサイラス・カトンパ・ムブンパ。あなたが戦術の才能を発揮するのを待つ、楽しくてダイナミックなチームが待っています。
VfBシュトゥットガルトは昨シーズン、降格プレーオフによってギリギリ生き残りました。ですが、今回はヨーロッパでの地位を確立できるチャンスがあります。それを達成すれば、2007年以来のマイスターシャーレ獲得も視野に入ってくるでしょう。
光州FC
19世紀に結成されたVfBシュトゥットガルトから、現在Kリーグ1に所属する、2010年に創設されたばかりのチームに目を向けてみましょう。
Kリーグ2を2度制覇した南西部のクラブは、Kリーグ1のエリートチームの中で、確固たる地位を築くのに苦労しています。
しかし、2023年には流れが変わりました。ヤシル・アサニやドゥ・ヒョンソクによる印象的な戦線で、クラブはシーズン終了時3位でフィニッシュしたのです。
『FM24』でこれを再現できれば、来るシーズン、光州FCが新たな高みへと登る足がかりとなるかもしれません。彼らの歴史は始まったばかり。あなたが物語を紡ぐのを待っています。
レクサム
さて、なぜレクサムがこのリストにあるか、皆さんご存知ですよね?
このウェールズのチームは、クラブがハリウッドスターのライアン・レイノルズとロブ・マケルヘニーによって買収されたのち、『FM』で数年間人気を博してきました。
彼らの投資とオーナーシップによってクラブと町は再び活気づき、クラブを描いたドキュメンタリーのテレビ放送で、多くの海外ファンが押しかけたのです。
現在EFLに復帰したレクサムは、強力なチームと攻めのアプローチで、実際に見ていても非常にエキサイティングなチームとなっています。『FM24』では、ジェームズ・マクレーン、スティーヴン・フレッチャーなどの経験豊富な選手、そしてカルト的なヒーローのポール・マリンを活用すれば、連続昇格、そして最終的には、ホームスタジアムであるレースコースグラウンドでさらなる成功を収められるかもしれません。
FCザンクトパウリ
チームの中には、ただのサッカークラブ以上のものがあります。ブンデスリーガ2のFCザンクトパウリはその好例です。
ハンブルクを本拠地とするこのクラブは、今世紀に入ってブンデスリーガに参加したのはわずか2シーズンであるにもかかわらず、社会問題に対する取り組みや印象の強いファン文化で、世界中からカルト的な人気を集めています。
最近のシーズンではピッチで成功を収め、マルチカルチャーなチームは前2シーズンでそれぞれ5位フィニッシュを達成しました。あなたの挑戦は、『FM24』でこの好成績を維持し、ハンブルガーSVなどの強烈なライバルを破り、トップへと返り咲くことです。ドイツサッカー界の強豪の中で地位を確立するのは大変なことかもしれませんが、成し遂げれば大きなやりがいを感じられることでしょう。
エイヴリー
これを読んでいる方の中には、エイヴリーFCについて初めて知ったという方もいるでしょう。それもそのはず。エセックスを拠点とするこのクラブが『Football Manager』に登場するのは、シリーズが始まって以来『FM24』が初めてなのです。
「ミラーズ」の愛称で呼ばれるこのクラブは、元砂利採取場に建設された新スタジアムに数年前引っ越しして以降、順調に運営されていて、連続昇格によって初めてヴァナラマ・ナショナルリーグ・サウスに進出しました。
2027年はクラブ100周年記念。『FM24』で監督して、初めてEFLへと導くだけでなく、リーグ外のチームをヨーロッパクラブサッカーの頂点へと導くという『FM』ならではの旅をして称えるのは、素敵だと思いませんか?
ヴァルタ・ポズナン
レフ・ポズナンをご存知の方は多いでしょう。ポーランド王者として8度の優勝を飾り、近年はUEFAクラブ大会の常連でもあります。
同じ町のライバルであるヴァルタ・ポズナンは、ポーランド国外ではあまり知られていません。その理由は主に、20世紀後半に苦境に立たされた結果、1947年以来リーグタイトルを獲得していないためです。
「グリーンズ」の愛称で親しまれているこのチームは、2020年からエクストラクラサに復帰しましたが、リーグの役割に準拠した自前のスタジアムをまだ持っていないため、現在はグラウンドシェアをしています。
これらすべての要素を考慮すれば、ストーリーは自ずと見えてきますね?ヴァルタ・ポズナンを発展させ、新たなホームを作り、自国そして世界の新たな高みへと導くのです。
チェルトナム・タウン
「記録は破られるためにある」と言いますが、チェルトナム・タウンは今シーズン序盤、EFLのリーグ戦での最長無得点記録を更新したことには、あまり満足していないようです。
『FM24』では、経験豊富なベテラン選手と将来有望な若手選手をうまくミックスしたチームを最大限に活用することで、「ロビンズ」のスカイベット・リーグ1のキャンペーンを書き直すチャンスが生まれます。
チェルトナム・タウンのこれまでの最高到達点はイングランドサッカー3部です。ホエドン・ロード・スタジアムのクラブで新境地を開拓する余地は大いにあります。
コルウィン・ベイ
イングランドで長い間稼働してきたコルウィン・ベイが、ウェールズのサッカー界に戻ってきたことは、2019年に大きな話題となりました。
最初の数シーズンはパンデミックの影響を受けたものの、「シーガルズ」は昨シーズン躍進を遂げ、25試合に勝利してJDカムリ・ノースの栄冠に輝き、JDカムリ・プレミアへの昇格を勝ち取りました。
『FM24』ではウェールズのサッカー界を支配するザ・ニュー・セインツを破ることが目標ですが、時間はかかるかもしれません。しかし、コルウィン・ベイは現実の平均入場者数が最も高く、地域内での成功に向けてチームを構築できる良い兆候です。さらにはより大きな舞台で栄光を追い求めるのも、やりがいがある目標でしょう。
皆さんがこのリストからインスピレーションを得て、『Football Manager 2024』の次のデータでぴったりのクラブを見つけられることを祈っています。栄光への旅の始まりが、PCでも、Xboxでも、Netflixでも、Apple Arcadeでも、その様子をぜひソーシャルメディアで@FootballManagerにお知らせください。